エコツアー・ドット・ジェイピー
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 エコツアー・ドット・ジェイピーをスタートした直後の2003年8月、「ロシアのプリモリエ(沿海州)を取材しないか?」という誘いが、ロシア沿海州政府観光局から舞い込みました。日本から飛行機でわずか1時間半のところなのに、日本人にはその魅力がほとんど伝わっていないからです。
 二つ返事で引き受けた編集部に届いた7泊8日の旅のスケジュールは、片道2時間のトレッキングあり、3時間のラフティングあり、釣りや自然保護区見学、民家訪問、サウナ体験・・と、超過密。どんなハードな旅になるかとヒヤヒヤしていたものの、10月のプリモリエは紅葉が美しく、雄大な自然と素朴で親切な人たちに魅せられて、すっかりロシアかぶれになって帰ってきました。
 世界で一番広い森を持つロシアの中でも、プリモリエは森も川も島も楽しめる日本から最も近い海外エコツアースポットのひとつ。旅費も手頃だし、ごはんもウォッカもおいしい。それになんてたって観光客が少なく、自然を思いっきり独り占めできるところが最高です。ぜひあなたもプリモリエに行ってみませんか?


SCHEDULE
1日目:
ウラジオストクにある「ベルサイユホテル」に宿泊

2日目:
ウラジオストクから3時間。「パルチザンカ川」でラフティングにチャレンジ。

2日目():
バビラキャンプ場でロシア式サウナ「バーニャ」を体験。

3日目:
ラゾフスキー自然保護区域に隣接する「ラゾ村」に向かいます。でもその途中で釣りにチャレンジ。

4日目:
ラゾフスキー自然保護区域の隣の森でトレッキング。そして沿海州最大の「イエラーモスキの滝」でニジマス釣り。

5,6日目:
自然保護区「ペトロフ島」で手つかずの自然に触れる。

7,8日目:
いよいよ最終日。旅の別れは再びウラジオストクで市内観光。

ツアーについて プレゼント(プレゼントは終了しました)

 東京→新潟→ウラジオストクという進路をとった一日目。東京・新潟は新幹線で2時間半、新潟・ウラジオストクは飛行機で1時間半と、実は国内移動の方が長かったのです。実際、新潟からの飛行機は午後4時に離陸したと思ったら、すぐ着陸という感じで、機内は結構バタバタします。軽食が来たと思えば、税関申告カードと入出国カードを書かなければならず、気付けば夕日に照らされ、金色に輝くロシアの大地が見えて来るという格好です。
 空港のロビーでは、今回のコーディネイターであるラッキーツアー社のセルゲイさんと通訳のイワンさんが、私たちの名前を書いたボードを持って待っていてくれました。つたない英語で挨拶をすると、イワンさんが流ちょうな日本語で「日本語で大丈夫ですよ」と言ってくれたので、ホッと胸をなで下ろしてしまいました。
 2人とも自然体験のサポートにかけてはプロ中のプロ。これまでも各国の観光客にプリモリエ地方の魅力を伝えてきた経験を持ち、この地を安全かつ奥深くナビゲートしてくれます。
 初日の宿はウラジオストクの「ベルサイユホテル」。明日からの旅に備え、疲れを癒します。
*写真はクリックすると拡大できます。
PROFILE
今回の旅のコーディネーターであるセルゲイさんはラッキーツアー社の社長で、世界中の山、海、川を冒険してきた自然体験の専門家。ラッキーツアー社は、ウラジオストクを中心にエコスポットを案内している旅行代理店。世界各国の旅人にロシアの自然や文化を紹介しています。
通訳のイワンさんは、大学で日本語を専攻、日本の貿易会社に勤めた経験を活かし、ウラジオストクの大学の日本語講師としても活躍中。趣味が山登りということもあり、これまでも植物学者をはじめ数多くの日本人客をプリモリエ地方の自然に案内してきました。
写真:大原健司
1991年、日本大学芸術学部写真学科卒業後、写真事務所に勤務。1997年フリーランスとなり、現在は国内外で活動中。大学在学中から登山をはじめるなど、アウトドアは大好物。タフな現場にめっぽう強い肉体派!?
受賞歴:91年、新写真派協会賞受賞
取材・文:武田成央(編集部)
今回の旅が、入社3年目にしてはじめての海外取材であり、自身の初の海外旅行。このプレッシャーからか病気に倒れ、出発直前まで入院するというヘタレぶりを発揮してしまいました。でもロシアに着いたとたん元気になり、毎晩ウォッカをカブガブ。我ながらゲンキンなカラダです…。

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ベルサイユホテル
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