エコツアー・ドット・ジェイピー


オランダ留学通信

第5回
女王様の誕生日 

現女王のお父様。Bernhard殿下がサタディナイトフィーバー!?
パンダのロゴでおなじみWWF(世界自然保護基金)の
初代総裁も勤められたお方です。
→殿下の写真はこちら
友人達はこの飾りを見つけたとき、
「やぁー、殿下がこんなところにもいらっしゃるよ」って感じで、
ニコニコしながら見上げていました。
王族でありながら、国民が自慢したくなる
<我らがお父ちゃん>って感じなのでしょうか。ムムム。


クロッカスが咲き始めると春はそこまで、観光シーズンの到来です。4月30日はオランダ全土がはじける“クィーンズディ”というお祭りなので、GWにヨーロッパに行く機会があれば是非ともこの日にアムステルダムへ立ち寄ってみてくださいね。

一般的には体制や権威を好まないオランダ人ですが、ロイヤルファミリーはとてもオープンで、国民から大変、愛されています。そうはいっても一筋縄ではいかないのがオランダ人。強烈な風刺やジョークはいつものごとくで、TVでは、仮面をかぶったコメディアンが女王様を真似て、これまた仮面をかぶった政治家と対談していたり(ビートたけしのノリを想像してみてください)、超ビキニのポルノまがいの胴体に女王様の似顔絵をつけたポストカードがあったり、「そんなことって許されるわけ???」って私なんぞは、いつも度肝をぬかれています。

友人にいわせるとこれが女王様に対する愛情表現なんですって。こんな子供じみたことをしても、ベアトリクス女王様は人間が大きいから「へ」とも思わず、笑い飛ばしてしまうおおらかなお方なのです。だからこそ国民はみんな彼女を尊敬し、親しみを感じて、敬愛しているのです。ただし、同じクィーンでもお隣イギリスでこんなことをすれば刑務所行きかも・・・ということらしいです。日本だって宮内庁の人が知ったら卒倒すると思いますよ。

今回は写真を楽しんでくださいね!

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今日は「クィーンズディ」、ご覧のように国中が華やかにかざりつけられます。オランダ国旗は赤、白、青の横じま。赤は勇気、白は信仰心、青は祖国への忠誠心をあらわします。縦じまのフランス国旗と、いつもごっちゃになってしまい、友人たちから、「いい加減に覚えてくれよ」と言われています。ちなみにベルギーとドイツも黒、黄、赤の縦か横かだし、イタリアとハンガリーも赤、白、緑の縦か横かの国旗なんですよね。あーややこしい・・。
この日は国中いたるところで、ガラクタ市、おっと失礼「のみの市」が開かれます。子供だろうが、外人だろうが、誰でもどこでも物を売っていいのです。いらなくなったおもちゃを売る子や、ダンスを披露したり楽器を演奏したりしてパフォーマンス代を稼ぐ子もたくさんいます。商才に長けているといわれるオランダ人(なんてったって東インド会社発祥の地)、こんなに小さなうちから鍛えられて、皆しっかりしてまっせ!
ボートのへ先で物思いにふける親子。
オラニエ王家(英語読みするとオレンジ公)のシンボルカラーのオレンジを身につけて町にくりだします。このオレンジ色を見てすぐにオランダが浮かべばあなたもオランダ通。
ダイナマイトバディのお姉さん、お立ち台でダンスダンス。おやじたちが鼻の下をのばして見とれているのを見るのがおもしろかったです。彼女もちゃーんとオレンジ色のコスチュームでしょ!?それにしても足が長?い。
後ろの建物はパブ。ビールグラス片手に陸から運河に繰り出している人を見物。アムステルダム中、どこもかしこも、こんな具合に人でぎっしり。この日は案外、観光客を見かけないような気がします。アムステルダムっ子のパワーに恐れをなして退散してしまったのでしょうか?
オランダ人はヨーロッパいちの「のっぽ」で2m級がゴロゴロ。許容量が違うのか、ビールも樽ごと飲んでしまいそうな勢いです。4月下旬といっても冷え込みがきつく、ボートにはトイレもないので、土地感のない観光客の方は気をつけてください。彼らにつられてビールを飲むと地獄を見ます。
4月30日は先代のユリアナ女王の誕生日だそうです。現女王のベアトリクスのお誕生日は気候の悪いときなので、国民が気持ちよくすごせる春先にお祝いするのです。2003年は午前中、大雨で寒かった。画面がちょっと、もやっているのは花火のせい。
おかまさん、とっても愛想がよくてこのあと投げキッスしてくれました。だから私もお返し (^_^)  一昨年は天気もよくて暖かかったので、黒いTバックだけを身にまとった<おかまさん>が元気に自転車で疾走している姿も見かけました。過激な地区に迷い込むと、「昼間っからそれはまずいんじゃないの?」というゲイのパフォーマンスに遭遇することも。
向こうの方で火の手があがっているのは花火。運河はボートでぎっしりうまります。
常に水と向き合って暮らすオランダ国民は、水に関する研究も盛んです。
2003年3月に大阪で開催された第3回、「国際水フォーラム」にオランダのアレキサンダー王子も出席しておられました。
ハウスミュージックをかけて盛り上がる若者たち。
上で紹介したBernhard殿下はタトゥー(刺青)をいれている唯一の王族だそうです。人命救助のシンボルであるヘビのマーク。外国の消防車なんかで見かけるマークです。筋金いりだぁ。
アムステルダムの路地。
オランダの王位継承者は第一子ということなので、将来、現ベアトリクス女王の次は王様が誕生。その次は女王ということになります。オランダ人には女性天皇を許さない日本の感覚がとても不思議なようです。


オランダ王家の公式HP(英語)
http://www.koninklijkhuis.nl/UK/welcome.html

日本人の友達はベアトリクス女王をサッチーに似ているといいました。
さあ確かめてみましょう。
http://www.royalphoto.nl/theme/theme.asp?themeid=194


るりさんは、「Ecozy.com エコツーリズムと持続可能な観光」というWEBサイトの運営者。世界最大産業である観光が、環境、社会、文化、経済に与える影響とはどんなものなのでしょう? 目からうろこですよ!
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◆オランダ留学通信──これまでの話◆

第1回
第2回 「サンタがやってきた」
第3回 「レジャーで修士号」
第4回 「インターネットと留学」


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