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36.私の読書案内

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2007年9月1日(土曜日)

もったいないばあさん

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執筆者: abisiさん(Prof) 無農薬・水耕&土耕栽培体験日記@06時02分07秒

先日、知人と『もったいない(何でも捨てずに使ってみる)』の話しをしていたら、こんな本があると紹介して頂きました。早速、アマゾンドットコムに注文し買ってみました。絵本なのですが小さい頃に祖母や母が良く言っていた言葉でした。

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2005年9月25日(日曜日)

アースダイバー

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執筆者: やまなかさん(Prof) 晴耕雨読徒然日記@03時25分47秒

都内にある由緒正しいホテルや大規模開発によってできた巨大ビルに行くと、あやしい“気”を感じることがある。街中でもある一角だけが、何か落ち着かない雰囲気・・・死の匂いを漂わせているところがあったりする。自分に霊感や特別な嗅覚があるわけではなく、そもそも霊感なんていうものを信じていない、にも関わらずだ。
だが、もっと不思議なことは、同じ場所に同じような感じを抱く人が少なくないこと。もしかすると人間には土地の記憶を無意識に読み取る能力が備わっているのかもしれない。

なぜ東京の街にはあやしい妖気を発する場所があり、その妖気を現代人は嗅いでしまうのか? それを刺激的に解明してくれるのが中沢新一の『アースダイバー』である。

縄文時代にまだ陸地だったところ(洪積層)と、陸地をえぐって海水が侵入していた部分(沖積層)を現在の東京の地図に加え、さらに縄文・弥生の集落跡や貝塚、その後に作られた寺社や墓地、今日のランドマークも書き加える。
すると、いまの東京は上野、神田、新橋より東の土地は海に沈んでおり、リアス式海岸のような入り江が武蔵関、吉祥寺、つつじケ丘のあたりまで何本も西に走っていたことが分かる。渋谷駅の駅前交差点などはちょうど入り江の中、つまり海の底。宮益坂や道玄坂、公園通りの坂やスペイン坂はその入り江の斜面・断崖だったのだ。つまり現代のスペイン坂にひしめくこまごまとした雑貨屋やブティック、カフェは、縄文時代なら切り立った崖にへばりつくカモメのコロニーのようなものだったのだ。
この地図「アースダイビングマップ」を独自に作って都内を歩いた中沢先生が発見したのは、「異様な密度の高さ」を示すところは洪積層と沖積層がせめぎ合う特異な場所になっていたこと。東京の重要なスポットのほとんどすべてが、「死」のテーマに関係をもっていたことである。

東京タワーに死の匂いがするのは、それが縄文時代東京の有数な「岬」にあり、死者の埋葬に関わる重要な聖地に建っているから(東京タワーの鉄骨は朝鮮戦争のときの米軍戦車をリサイクルしたものだという。すごい話)。渋谷円山町にラブホテルが多いのは、道玄坂の裏の谷が「神泉」という泉がわく谷で、その全域が聖域であり火葬場であったからで、人々は生まれ変わり体験である「小さな死の体験」を性行為で求めたくなるため。青山が最先端のファッションを発信する地となっているのは、青山墓地界隈はそもそも古層の神「シャグジ」を祀った死霊の住む自由の「アジール」(聖域)だからだ、などなど著者の筆は軽快に走る。

本には縄文地図「アースダイビングマップ」が付録についているので、これを片手に散歩すれば、縄文人の視点で東京の街を眺められる。見ればみるほど、もっと詳細なものがほしくなる楽しい地図で、東京散歩マニアには必携。
多少オカルト的な部分や独断的な部分はあるが、東京人に「縄文は身近なもの、現代に繋がっているもの」と実感させてくれる類いない一冊だ。なお、「アースダイバー」は地上が水で覆われていた時代、カイツブリが水中に潜って泥をすくってきたのが、陸地のはじまりだとするアメリカ先住民の大地創造の神話。


2005年7月15日(金曜日)

告白

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執筆者: やまなかさん(Prof) 晴耕雨読徒然日記@04時08分24秒

河内音頭をはじめて生で聴いたのは20代のとき。熱狂的なファンの先輩に連れられて行った東京・錦糸町の河内音頭大盆踊り大会だ。盆踊りといえば、じじばばくさいもの、単調な節回しのかったるいものと決めつけていたのだが、エレキギターをバックにパワー炸裂する河内音頭を聴いてぶっ飛んだ。ロックだったからである。
その河内音頭でさらに度肝を抜かれたのが「河内十人斬り」。明治時代に実際にあった大量殺人事件が音頭取りによって物語られ、その唄を嬉々として聴きながら「イヤコラセェー」と兄ちゃんや姉ちゃん、じいちゃんばあちゃんが踊る……。歌詞の詳細は踊りながらだったのであまり聴きとれなかったが、先祖供養を行う盆踊りの場で殺人犯を英雄として奉って土着ロックしてしまうすごさに、とにかく圧倒されたのだ。

明治二十六年五月二十五日深夜、雨、河内国赤阪村字水分で百姓の長男として生まれ育った城戸熊太郎は、博打仲間の谷弥五郎とともに同地の松永傳次郎宅などに乗り込み、傳次郎一家・親族らを次から次へと斬殺・射殺し、その数は十人にも及んだ。 被害者の中には自分の妻ばかりか乳幼児も含まれていた。犯行後、熊太郎は金剛山に潜伏、自害した。犯行の動機は、傳次郎の長男には借金を踏み倒され、次男には妻を盗られた、その恨みを晴らすため、といわれている……。熊太郎、三十六歳のときであった。
(『告白』の帯より引用)

この「河内十人斬り」を小説にしたのが町田康、タイトルは『告白』である。
「小説はまだ死んでいない」。久々にそう思わせる内容だった。
すでに芥川賞を受賞している町田康に新たな評価を与えるには、この小説をもって「町田賞」を創設するしかない。

読み終えてしばらくたつというのに、気が付くと主人公の熊太郎のことを片想いのように思い続けている。実に切ない物語なのだ。

熊太郎の悲劇は自意識過剰で極度に思弁的、思索的な性格であるがゆえに、自分の思いを「言葉」にして他者に伝えられないこと。共有できる言葉を持てないために、他人や世間と繋がることができず、世間のインチキにも言葉で対抗できない。まっとうに働くことも馬鹿らしくなり、自己欺瞞を繰り返しているうちにヤクザな生活に墜ちていく。
熊太郎は自分の思いとは裏腹な言動や自堕落な行動を次々ととってしまうが、そんな愚かな自分を客観的に見ている自分という存在を考えてしまい自己嫌悪のドツボにはまっていく。青春時代の自分を見ているようで(笑)、ほんと切ない話なのである。

世間と分断されてしまった自分を何とか繋ぎとめたい、すべてをリセットしてやり直したい──。熊太郎はそう願い、人様の役に立つ行いをしようとするのだが、それもあざとい人間にうまく利用され、ことごとく悪行になってしまって汚名を着せられる。そうして追いつめられた熊太郎は、自分の悪行を善行に一発転換するために、殺人という究極の選択をすることになる。

明治時代、近代自我に誰よりも早く目覚めてしまった男の悲劇がこの小説に書かれているが、では現在の社会や人々の精神は、熊太郎の時代から進歩したのだろうか?
「なんで嘘つくんじゃ。なんで嘘つくんじゃ。お前らが見え透いた嘘つくから、俺はこんなこと、俺はこんなことせんならんのじゃ。なんで正直にいわへんのじゃ。俺はこんな人殴るとか、ほんまはしいとないのんじゃ」と熊太郎は叫ぶ。
今日の青少年の理解しがたい言動や犯罪は極端な思弁から導かれたものではないが、彼らをそうさせる根っ子の部分や、彼らが育った環境は、熊太郎が叫ばざるをえなかった状況と同じだ。社会には欺瞞が満ち満ちており、ゆとりのない日々を過ごす子供たちは親との関係も希薄、子供同士でも繋がりにくくなっている。メル友が友達では共有できる「言葉」も「思い」ない。自我の確立なんて、いつまでたってもできなかろう。
熊太郎の叫びは心に痛いのだ。

*今年の錦糸町河内音頭大盆踊り大会は、8月30日(火)、31日(水)。場所は錦糸町竪川親水公園内特設会場 首都高速7号線高架下 。出演予定は、鉄砲光丸、河洲輝丸、河洲直美、鳴門家寿美若、鳴門家寿栄美、鳴門家紀久美、司家征嗣、司家令嗣、浅照、井筒家小石丸、南条武若、天龍小若丸、三門博若、生駒家一夫、虹友美、三条史郎、 永田充康


2005年4月25日(月曜日)

こんな暮らしがしたい

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執筆者: やまなかさん(Prof) 晴耕雨読徒然日記@23時59分35秒


ときどきページを開きたくなるのが、自然と環境の読書案内で廣田充伸さんとあかべこさんが推薦してくれた『湘南ちゃぶ台ライフ』。眺めているだけでリラックスできてしまう本です。著者・写真家の広田行正さんが「湘南ちゃぶ台ライフ」日記をサイトで公開しているので、こちらをぜひ見てみて。やさしい気分にさせるいい写真ばかりです。本はまさにこの世界。どうやら現在、展覧会を行っている様子。またご自宅でやっているのかな? 行ってみたいですね。


2005年4月22日(金曜日)

こんなもんでいいでしょ?

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執筆者: やまなかさん(Prof) 晴耕雨読徒然日記@19時51分41秒


「こんなもんでいいでしょ?」
見るからに、人を小馬鹿にしたモノが溢れているとは思いませんか。

どうせ長く持つ気はないんでしょ?
この価格でこの料理、この味。どこに文句あるの。
100円なんだから、すぐ壊れたって何か問題ある?
誰も気にする部分じゃないんだから、手抜きでいいじゃん……。

広告の制作や雑誌の記事づくりの仕事をしてるわけだけど、「こんなもんでいいでしょ?」という妥協がなかなかできない。だから、いつも締切に追われていたりする。
自分の存在の意味は他人に認められてはじめて確認できるもの。失恋して死にたくなるのは、自分の存在を全否定されるからだけど、それと同じように、「こんなもんでいいでしょ?」という仕事ばかりをしていたり、「こんなもんでいいでしょ?」が見え見えのモノに囲まれていると、自分や他者を愛する気持ちがどんどん削がれていってしまう。今の世の中がなんか変なのは、この風潮があまりにも増大してしまったからなんじゃないか……。

そんな思いをずっと持ち続けていたときに、出会ったのが『自分の仕事をつくる』。自然と環境の読書案内で青木京さんが紹介してくれた本で、デザイナーや建築家など、モノづくりをする人たちの「働き方」をルポルタージュしたものだ。青木さんのレビューの中にあった象設計集団は僕も気になる存在だったので、さっそく購入して読んでみたら、まえがきの段階で唸ってしまった。「こんなもんでいいでしょ?」が、まさにそのままの言葉で書かれていたからだ。

「この世界は一人一人の小さな仕事の累積なのだから、世界が変わる方法はどこか余所にではなく、じつは一人一人の手元にある。(略)問題は、なぜ多くの人がそれをできないのか」。自分の仕事をすることが人を満足させ、社会を変える力になることを、著者・西村佳哲はモノづくりにこだわる人たちを訪ねることで解き明かす。
働き方を訪ねた現場は他に、グラフィックデザイナーの八木保氏、工業デザイナーの柳宗理氏、アウトドア用品のパタゴニア社、洋服をはじめ家具や食器、リネン類などの幅広い創造を行うヨーガン・レール氏など。

自分が働く意味を見失いつつある人たちにぜひ読んでほしい一冊だ。

今夕の体重 79.2キロ(4日前比▲1.4キロ)
体脂肪率  26.5% (4日前比 +0.7)

間食しない、ジュースを飲まない、昼食はできるだけ低カロリーのものを、朝1時間の散歩3日目、で、体重は減ってきたが、体脂肪率の改善にはならず。ターザンの「夏までに腹を凹ます」は、まだ未読、未実践のまま。やらなくちゃならないことは容易に想像できるので、ページを開くのが憂鬱。身長は178あるので、改善すべき重点目標は体重や体脂肪率より、腹なんだけど。


2005年4月19日(火曜日)

たのしい不便

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執筆者: やまなかさん(Prof) 晴耕雨読徒然日記@20時06分15秒


最近読んだ本の中でヒットの部類に入るのが、自然と環境の読書案内で紹介された「たのしい不便」。マコ、モモ、プクのママさんのレビューのように、毎日新聞の記者がさまざまな不便を実践した話である。

現在の消費社会にブレーキをかけ、人間が人間らしく生きるには、まず個人が消費を抑えることが重要だといわれている。筆者が勤める新聞も同様の主張をするわけだが、そうしたことは本当に可能なのか、口先だけじゃないかと疑問を投げ掛けるところから本書は始まる。

人々の消費の欲望を制限することは、古今東西の歴史を見ても難しい。ならば、消費に対する考え方を転換して、消費の欲望よりも満足できる欲望を探すしかないと考えたのが著者である。

そこで仮説を立てて実践したのが、ふだん消費しているモノの中で、人が幸福になるために必要なモノではなく、単に中毒としか思えないモノを排除すること。タバコをやめれば禁断症状が出るが、それと同じように中毒物であれば禁断症状を経た後、楽になり幸福になるはずだという仮説である。そして清涼飲料水を自販機で買わない、エレベーターやティッシュペーパー、電話の子機は使わない、季節はずれの野菜や果物を食べない、壊れたものは修理して使う、野菜をできるだけ自給する、極力残業はしない……などの「不便」を次々と実行し、そういう生活を快楽に変えていくのだ。

中毒物の消費が減っていけば、その費用をかせぐために奪われていた時間も取り戻せる。精神的にも楽になる・・。著者はこの程度の消費の離脱は簡単だという。たぶん、そうなんだろう。そしておそらく今、このブログを読んでいる人たちの中には、都市での生活を離れて「楽しい不便」を実践している人たちも多いのだろう。

で、こういう本を読んでしまった自分は、じゃあどうするのか。最終的にはそこが問われるわけです。
いちいち感銘した本の内容を実践していたら体がいくつあっても足りないのですが、清涼飲料水は飲まないくらいまでの宣言ならできるか(これじゃタケダと同じ(-_-#) 、などと日和っています。まずは一番にやめなきゃいけない大物があるし・・・。

会社から自宅まで歩いて1分、会社からコンビニまで30秒が生活・仕事圏。今日歩いたのはこの2箇所の往復だけ(の予定)。原稿の締切に追われ、お昼はそのコンビニで買ったおにぎり3個と春キャベツの浅漬のみ。パソコンの前から離れられない1日でした。吸ったタバコは3箱、飲んだコーヒーは約10杯。

■今夕の体重 80.1キロ(前日比▲0.5キロ)
■体脂肪率   26.7%(前日比+0.9)

体重は昨日から500グラム減りましたが、体脂肪率は0.9ポイントも上がってしまった。ちなみに昨日の筋肉率は30.9%で、今日は30.4%と0.5ポイントの減少。食事が粗末だったぶん体重は減ったが落ちたのは脂肪ではなく筋肉だったというわけです。ダイエットの教科書どおりの結果ですね。
これから帰って、20時17分の消灯に備えます。
と、ここまで書いた今、「世界物理年 日本委員会 運営委員長」から、「いよいよ、光のリレーが日本でスタートしました」というメールが届きました。


2005年4月18日(月曜日)

eco雑誌

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執筆者: 7Aさん(Prof) 7logy ナナロジー@14時28分15秒

目『eyeアイ』で、自分『Iアイ』の価値観で、愛『あい』するモノを選ぶ。
そこに、エコな暮らしが付いてくる。
【eyecoアイコ】

世界中の素敵でエコな雑貨が通販できる、お洒落な通販雑誌みたいです。


2005年4月17日(日曜日)

改めて、ナウシカの凄さを実感

執筆者: officegjさん(Prof) 諸行無常@21時05分57秒

 みなさん、「風の谷のナウシカ」のコミックス版、読んだことあります?
 これが凄い! 何しろ、あの腐海のシステムが、地球の自浄作用により自然に生成したものではなく、実は人間が作り出したモノってなところまでハナシが進んでいるんです。アニメ版の十倍ぐらい、深い内容になっているんですね、これが。
 「私たちが汚れそのものだとしたら・・・」と、ナウシカはつぶやきます。その詠嘆のようなつぶやきを聞き、人間は汚れたままでいるしかないんだと、私は思いました。ハナシはいきなり飛びますが、コミックス版では、テトが死んじゃうんですよ。私は、そのシーンでいちばん泣きました。


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